エチニルエストラジオールの作用

エチニルエストラジオールは、月経困難症に効果のある薬です。
月経困難症とは、月経にともない不快な症状のことです。
月経前に始まる月経前症候群とは症状が違うので注意が必要です。
月経の始まる7~10日くらい前から神経質になったり、イライラがつのるなどの精神不安定、頭痛が発現しますが、月経がはじまると徐々に症状は治まります。
しかし、その後も症状が続く場合があり、月経困難症であることがあります。
月経困難症にも下腹部痛のほかに、吐き気・頭痛・いらいら・うつなどの症状がでます。
症状の出方によっては、日常生活を送ることが困難になるほどです。
エチニルエストラジオールは、白い錠剤です。
少量の合成女性ホルモンが配合されています。
少量の女性ホルモンが体内に取り込まれることによって、体内の女性ホルモンの分泌が抑えられます。
それによって卵胞を作る働きが抑制されるので、月経困難症に効果があります。
エチニルエストラジオールのくわしい成分は、黄体ホルモンのドノロスピレンと、卵胞ホルモンのエチニルエスラジオールです。
黄体ホルモンのドノロスピレノンは、月経困難症を改善する作用があります。
卵胞ホルモンのエチニルエスラジオールは出血を止める効果があります。
エチニルエストラジオールは、それらの有効成分が脳下垂体にはたらきかけることによって作用します。
そして、体内の女性ホルモンである性腺刺激ホルモンが抑えられるので卵胞の発育が抑制されます。
症状の具合によって、服用する量は増減します。
これは、器質性月経困難症と機能性月経困難症のどちらにも効果があります。
器質性月経困難症とは、子宮内膜症や子宮筋腫のことです。
エチニルエストラジオールの服用は対症療法になりますので、器質的月経困難症は改善しません。
機能性月経困難症は、原因のないものを指します。
機能性月経困難症については、月経のたびに服用します。
処方薬なので、医師の処方箋が必要です。
用量の少ない薬は薬局でも販売されています。
その際は薬剤師の指示に従って、用法・用量を守って適切に使用します。

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